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ラファエル会に勤務して感動したエピソード優秀作品4


「ラファエル会に勤務して感動したエピソード」の優秀作品第4回目。

朗読t_R


今回は、特別養護老人ホーム「銀の館」の介護課職員が体験したエピソードです。

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ラファエル会に入職してからおよそ四年が経過した。

思い返せばこの四年間は色々なことがあったが、四年も経過したとは思えないほどあっという間に時間が過ぎたようにも思う。
私が今までラファエル会、銀の館の職員として仕事ができてきたのは、
日々のケアを通して、ご利用者の笑顔を見ることができるという点が大きいように思う。

なにも特別なケアを提供しているわけではなく、
日々の何気ないご利用者の笑顔が一つ一つ積み重なることで、
自分自身の仕事をする上での喜びとしているのである。

今回はそのうちの一つの出来事を紹介しようと思う。

T様は平成25年6月に銀の館に入居された当初、立位をとるのが困難で、
食事はミキサー食で、食後に気持ち悪くなり嘔吐してしまうことも多く、
時には点滴を施行しなければならないような時もあった。
排泄に関しては、自尿が出ず、バルーンパックを挿入し、
排便もおむつを利用して全介助で行うような、決して健康とは言えないような状況だった。

入所されて少し時間がたち、ご本人がふと「ラーメンが食べたいな」と言われたため、
ご家族の協力のもとカップラーメンを少量提供することができた。

それからご本人が食べられそうなものをご家族に購入してきてもらい、
少しずつ摂取していただくうちに、通常提供している食事も食べられるようになった。

また、水分も安定して摂取できるようになったことで、尿意の訴えが出始め、
試験的にバルーンパックを撤去してみたところ、
自尿が継続して出せるようになったのである。

そこからはT様の訴えを傾聴し、立位の訓練、プログラム・イベントへの参加等をフロア職員が一丸となり支援を行うことで、ご本人のQOLを向上させることができた。

平成26年3月現在T様は、食事は普通食を摂取でき、栄養状態も良好、
杖と手すりを利用した歩行練習をし、ご本人がのぞむ時にトイレに行けるようになり、
車いすにて館内を自分の足を動かして自由に行き来することができるまでに身体レベルが向上したのである。

先日ふとこれまでの経過を思い出しT様とお話しし懐かしむ中でT様より
「こんなに元気になれるとは思わなかった。協力してくれた職員の皆さんのおかげだ」
というお言葉をいただけたのである。

我々が常日頃仕事をしていくうえで、T様のように、身体レベル、QOLの向上が顕著にみられ、ご本人から感謝のお言葉をいただけるということはなかなかないことだと思う。

ご利用者から感謝されるために仕事をしているわけではないが、
T様のように直接感謝の言葉をいただけ、笑顔を見せていただくのが介護職員としての最上の喜びだと私は感じている。

今回のT様以外にも感謝の言葉をいただけたり、笑顔を見せていただけたりすることが多くあり、
それが私の介護職員としてのやる気を引き出してくれているのだと強く感じる。

私の介護職員としての四年間は、以上のようなご利用者からの日々の小さな感謝や笑顔が積み重なって、たくさんの小さな感動を得られるということの連続である。
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ラファエル会法人本部

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神奈川県鎌倉市の社会福祉法人ラファエル会法人本部のブログです。
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